子供がプログラミング言語を学ぶにあたり、PCが必要となります。保護者が使わなくなったPCをお下がりであげられればそれでいいですが、余剰PCがないという場合は買わなくはいけないか?という問題に直面します。
子供が常にPCを占有するわけではなく、オンラインのプログラミング講座を受講している間だけ使用するのであれば、保護者のPCを一時的に貸すのでいいと思います。しかし、セキュリティ上の理由から家族間であってもPCの共有を避けたいという場合はPCを新たに準備することとなります。そこで、もし子供用に買うのであればどのようなPCがいいか、悩む人もいるかと思います。
結論から言うと現行のWindowsが動くマシンであれば問題はないと思います。もちろん保護者所有の余剰マシンがMacやRaspberry Piしかないという場場合は無理して買う必要はなく、それを渡せば済みます。そうではなく、子供専用に新たに準備するのであれば、いろいろなソフトが使えて応用が利くWindowsマシンが最適です。
当然一口にWindowsマシンと言っても実にピンキリです。目的がプログラミング言語の習得であれば、安いもので十分です。どうしてもUnityを学びたいと決まっているのであればRAMは16GBは必要ではありますが、オンラインのプログラミング講座で学ぶJavaScript、Python、C、Java、PHP等であれば正直メモリ4GBなど10年以上前のスペックでも十分動作可能です。つまり、中古のPCでも全く問題ありません。一番よくないのが、何十万円もする高いPCを子供専用に買ったが結局使いこなせず、YouTubeを見るためだけに使っているというパターン。経済を回すという意味では世の中の役には立っていますが、その子供や保護者にとっては何のメリットもありません。
このような理由から、PCを販売したり、ましてや強制的に買わせたりといったことは一切行ってはいません。逆に、指定のPCを買うことが受講の条件になっていたりするプログラミングスクールがもしあったとしたら、事前によく考えた方がいいかと思います。