夫婦共働きの子供を預ける施設と言えば保育所(自治体によっては保育園と称するが役割は同一)ですが、申し込みの正式な名称としては「保育所・小規模保育施設」が使われています。
そもそも保育所とは?小規模保育施設とは?柴田町に転居しても誰も教えてはくれず、インターネットで検索をしても通り一遍の情報しかないので実際に申し込みをしてどうだったかを書きます。
まず、保育所ですが、こちらは0歳児から5歳児までが対象です。この年齢はその年の4月1日時点なので、例えば5歳児クラスであれば、在籍期間中に6歳になる人、ということになります。広い敷地が必要なのでどうしても山岳地帯とか田んぼの真ん中にあり、自動車での送迎をすることが多くなります。
それに対して小規模保育施設(保護者からは小規模保育「所」とも呼ばれますが、正式には小規模保育「施設」という呼称です)は、0歳児クラスから2歳児クラスまでしかありません。また、名前が表す通り保育所に比べて敷地面積や受け入れ人数が小規模ではありますが、それを逆手に取り広い敷地を必要としないので、街中や住宅街の一角など、送迎に便利な場所にあったりします。
これだけ書くと、「小規模保育施設はたとえ受かったとしても3歳児クラスに入るためには保育所を受けなおす必要があるから、それであれば最初から保育所一本に絞った方が楽なのでは?」と思う人がほとんどだと思います。自分もずっとそう思っていました。
が、実はそうではないことが分かりました(で、それがインターネットなどの告知には書いていない内容)。小規模保育施設卒業見込みで、次は保育所の3歳児クラスに入るという場合は、普通に保育所の申し込みをする人に比べて大幅に加点されます。このため、実質的には小規模保育施設卒業と同時に保育所の3歳児クラスへの編入がほぼ確実となるのです。このことを知ってさえすれば保育所と小規模保育施設両方を単純に自宅からの移動距離の近い順に第4希望まで書けばよかったわけです。自分はこのことを保育所不合格になった後から知って愕然としたため、せめてこの文章を読んだ人にはぜひ保育所と小規模保育施設両方を希望欄に書いて、合格可能性を高めてもらえればと思います。