船岡放課後児童クラブの申し込み始まる

12月4日(水)~12月13日(金)まで、船岡放課後児童クラブの申し込み受付が行われます。
その前に、そもそも「放課後児童クラブって何?」という人の方が多いかと思います。これまたそもそも柴田町という自治体の問題点なのですが、他の自治体では、そこに居住する全住民を対象に、「放課後児童クラブとは何か」という説明会を行っています。これが柴田町では一切行われておりません。たまたま別な自治体から引っ越してきた人なら、「柴田町の放課後児童クラブはどうなっているのか」と思っていろいろ調べたり町役場に電話をしたりするのでしょうが、そういったきっかけがないと何もアクションを起こしようがないのが問題点であると考えています。

そこで、放課後児童クラブとは何かを一切説明しない柴田町という自治体に代わり説明すると、要は保育所であった17:00(人によっては19:00)頃までの預かりを小学3年生まで可能にするというものです。船岡小学校は日によりますがだいたい15:00前後に解散になる上に、幼稚園同様長い夏休み、冬休み、おまけに春休みまであります。幼稚園出身の人ならまたかという感じでイメージはつきますが、幼稚園に全く入ったことがなくずっと保育所という場合(本来一番幸福なケースではあるんですが)はものすごいカルチャーショックを受けます。いわゆる小1の壁というやつです。保育所でも送迎や平日に仕事を休んだりなどで苦労をしたとしても、幼稚園や小学校はその比ではありません。そこでその救済措置として、放課後児童クラブというものが存在しております。なお、県外では学童と呼ぶ都道府県もあるようですが名前が違うだけで役割は同じです。

で、この放課後児童クラブですが説明もない上に申し込みの案内なども全くないので、2025年(令和7年)4月から船岡小学校に入学する予定(つまり、2024年11月時点で保育所あるいは幼稚園の年長5歳児クラス)の人は、だいたい9月ぐらいから柴田町公式サイトを時々確認するようにするとよいでしょう。
2024年11月現在以下リンクにて必要書類等の記載があります。

令和7年度放課後児童クラブ入所児童募集
https://www.town.shibata.miyagi.jp/index.cfm/90,0,200,415,html

一応審査とありますが保育所ほど厳しくはなく、2025年(令和7年)4月から船岡小学校1年生あるいは2年生の場合は申し込んだらほぼ入れます。問題は3年生の場合で、人によって入れたり入れなかったりします。ところが2024年(令和6年)4月からの場合、定員100名のところを無理やり増やして結局全員入れたらしいです。それだったら船岡保育所も入れてくれよと思いますが、児童クラブの場合、保育所のように専用の建物があるわけではなく、少子化になった船岡小学校の空いている部屋を利用しているため、落ちても役場に言えば入れるらしいです。なお、上記リンク先にはしれっと定員140人と書いてありました。余談ですが保育所待機児童が多すぎる(柴田町の待機児童が県内最多かつ唯一2桁)問題について町長に手紙を書いたところ、「2025年(令和7年)4月から定員60名の保育所を新設したので待機児童は解消される見込み」だそうです。児童クラブの対応から遅れること1年、保育所に入れない問題についても来年度は解決されることに強く期待しています。

自分はプログラミングを教えるという役割のため習い事には肯定的ではありますが、保護者自身の口から、「保育所や放課後児童クラブに入れるためにこんな苦労をしている」「働くというのはとても大変なことだ」ということを子供に伝えることこそが習い事に通わせることと同じぐらい大切と考えています。それを通じて自治体の役割や待機児童問題など社会情勢に関心を持つことで結果的に学校の成績が上がりやすくもなります。


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