前回エントリ「Minecraft Forge 1.21.6 の不具合とその解決方法」の続きです。
Fabric for Minecraft のセットアップを行います。
一応公式サイトはあるのですが、インストーラ形式になっているので、レジストリに書き込みをしないzipが欲しい場合はこちらです。
https://github.com/FabricMC/fabric-example-mod
実行方法は Forge と同じです。
./gradlew runClient
ただし Forge と違い、タイトルバーには何も出ませんので、画面左下で、「Fabric」という表示があることを確認します。

初めからあるサンプルのソースコードで起動が確認できたら、自分でソースコードを編集できます。
編集すべきファイルの場所はこちらです。
fabric-1.21.6\src\client\java\com\example
ExampleModClient.java (既存)
package com.example;
import net.fabricmc.api.ClientModInitializer;
import net.fabricmc.fabric.api.client.event.lifecycle.v1.ClientTickEvents;
public class ExampleModClient implements ClientModInitializer {
@Override
public void onInitializeClient() {
ClientTickEvents.END_CLIENT_TICK.register(new HekigaSeisei());
}
}
HekigaSeisei.java (新設)
正直、 onEndTick や mouse.wasLeftButtonClicked() という関数名さえわかってしまえば Forge から Fabric への乗り換えは成功したも同然です。
↓は写真取り込みの結果です。

参考までに元の風景は2025年6月頃、柴田町船岡東2丁目にある歩道橋から北向き(船岡小学校方向)に撮影したものです。

画像サイズは 400 × 300 ぐらいとしています。
それより大きいと Minecraft では表示しきれず見づらくなるためです。